洞爺湖ロングラン花火大会

洞爺湖では10月まで開催!湖上を彩る花火と北海道の息吹を感じる夏の観光スポット

夏の観光シーズンまっさかり。
この季節、洞爺湖でしか楽しめないイベント、ここでしか堪能できない観光スポットはたくさんあります。
もしまだ夏休みの予定が決まってないのなら、洞爺湖周辺で過ごすことを検討してみてはいかがでしょうか。
湖と温泉だけではない、洞爺湖の魅力に気づくはずです。
 

<第35回洞爺湖ロングラン花火大会>

毎晩20時45分から20分程度、洞爺湖で打ち上げる花火大会が、10月31日(月)まで絶賛開催中です(荒天時は中止)。
湖上の船から、少しずつ移動しながら打ち上げるので、湖畔ならどこからでも楽しめるはずです。
洞爺湖ロングラン花火大会
(写真提供:洞爺湖町)

今年で35回目を迎える伝統の花火大会でもあるのですが、どうせなら、船上から花火を鑑賞してみてはいかがでしょう。
湖岸からは花火鑑賞船が運行しており、船上から大迫力の花火を間近に楽しめるはずです。
ザ・ウィンザーホテル洞爺からは、船乗り場までバスも出ているので、それを利用するのも手です。
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●花火鑑賞船(湖岸から直接乗船)
大人1600円(税込み)
問い合わせ先:洞爺湖汽船
TEL:0142-75-2137
http://www.toyakokisen.com/
●花火鑑賞船ツアー(ホテルから乗船場まで送迎込み)
大人2800円(乗船券+ドリンクチケット、税込み)
問い合わせ先:ザ・ウインザーホテル洞爺
TEL:0120-290-500
TEL:0142-73-1111
https://www.windsor-hotels.co.jp/ja/activity/fireworks_sightseeing
 

~ 洞爺湖有珠山ジオパークとは? ~

さて、洞爺湖での夜は花火で決まりですが、昼間は、洞爺湖周辺の火山地帯を観察する旅はいかがでしょうか。
洞爺湖周辺は、日本で初めてジオパーク(ジオ=地球を楽しむ大地の公園)として認定された「洞爺湖有珠山ジオパーク」の中心地であり、支笏洞爺国立公園に指定もされた国内有数の火山地帯なのです。

●参考:洞爺湖有珠山ジオパーク
http://www.toya-usu-geopark.org/
 
北海道には、国内の三大カルデラ湖(火口湖)が集結しており、その中で三番目の大きさを誇るのが洞爺湖。
中央に浮かぶ中島は火山の山頂です。
室蘭市から森町に至る内浦湾が、Volcano Bay(=噴火湾)と呼ばれる理由もうなずけますね。
自然が最も輝く今だからこそ、地球の息吹を感じる旅をしてみては。
 

<月浦展望台(洞爺湖八景)

まずは洞爺湖の全容を眺めてみましょう。
月浦展望台は、小高い丘から湖全体を眺めるには絶好のスポット。
道々578号線沿いにあり、クルマを止めて少し階段を登りますが(3分)、観光ルートから外れ、案内も少ないことから訪れる人が少なく、洞爺湖を独り占めできます。
 
展望台からは、外輪山に囲まれたすり鉢の底に湖があることが確認でき、水面下に中島を山頂とする火山がそびえたってることが想像できるでしょう。
2008年G8北海道洞爺湖サミット開催時に制定された、洞爺湖八景の一つであり、「カルデラ湖」を象徴する光景が眼下に広がっています。
●参考:北海道開発局ホームページ
http://www.hkd.mlit.go.jp/zigyoka/z_doro/torupa/parkings/508.html
 

<サイロ展望台>

月浦展望台から少し北側、国道230号線沿いにあるサイロ展望台も、洞爺湖全景が見渡せるもう一つのビュースポット。
こちらはドライブインが併設された展望台で、国道沿いでもあるためアクセスはしやすく、人の往来も多いです。
サイロ展望台
(写真提供:洞爺湖町)

2000年に有珠山が噴火した際、TV中継された場所でもあり、遠くに有珠山がバッチリ望めます。
お土産屋さんやレストランもあるので、買い物や食事の予定があるなら、こちらの展望台がおすすめです。
 

<中島>

洞爺湖には大島、観音島、弁天島、饅頭島の4つの島があり、これらを総称して中島と呼びます。
これらが火山の山頂であることは先に述べた通り。
そしてこの4つの島の中で最大の島、大島へは船で渡ることができます。
湖岸から遊覧船が出ており、下船して上陸ができるのです(下船せずに帰着することも可)。
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大島から見る有珠山の眺め。
島内には約2㎞の短距離コースと、島の奥地まで行ける約8㎞の周遊コースがあり、火山の火口の中を散策する不思議な感覚を味わってみてはどうでしょう。
 
●中島巡り遊覧船
・大人1420円(税込み)
問い合わせ先:洞爺湖汽船
TEL:0142-75-2137
http://www.toyakokisen.com/
 

<洞爺湖ビジターセンター>

洞爺湖の成り立ちに興味を持ち、知的好奇心をくすぐられたのなら、洞爺湖ビジターセンター(火山科学館併設)を見学してみましょう。
この施設では、有珠山の火山活動や洞爺湖周辺自然に関する豊富な情報を提供しています。
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(写真提供:洞爺湖町)

●洞爺湖ビジターセンター(火山科学館併設)
・入館料無料
・開館時間:9~17時
TEL:0142-75-2555
http://www.toyako-vc.jp/
 
せっかくこのビジターセンターを訪れたなら、ぜひとも裏手から伸びる「金毘羅火口群・金毘羅火口災害遺構」の散策路を歩いてみて下さい。
16年前の2000年、有珠山噴火で被害を受けたルートを歩くことができる周遊ルートです。
溶岩に埋もれた旧国道跡、被災した団地や当時の町営温泉跡など生々しく残存しています。
火山の噴火という脅威の爪痕を、肌で実感することができます。
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(写真提供:洞爺湖町)
 
散策路のゴールには噴火口がひっそり。
現在は直径200m、深さ10mのエメラルドグリーンの水をたたえた火口湖となっています。
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(写真提供:洞爺湖町)
火口までは片道40分ほどの行程です。
 

<有珠山&昭和新山>

湖の南東にそびえるのが、現在も火山活動を続ける標高733mの有珠山。
江戸時代から何度も噴火を繰り返し、ここ100年の間に4回もの噴火を繰り返している世界的に見ても非常に活発な活火山です。
1944年の噴火では東側の畑が隆起し、わずか2年で現在の姿を形成したのが昭和新山(標高398m)も見て取れます。
昭和新山
昭和新山の麓から、有珠山山頂に向けてロープウェイが通じております。
有珠山山頂
山頂からは険しい山容を見せる有珠山山頂が間近に、周囲のカルデラ地帯を一望。
その昭和新山の麓から有珠山山頂までロープウェイが通じており、地球の息吹を堪能する旅の最後に、その象徴とも言える有珠山に登ってみては。

●有珠山ロープウェイ
・運賃:1500円(往復、税込み)
・始発8:15、最終16:45~18:45(8~10月、季節により変動)
・運行間隔:およそ15分
・所要時間:片道6分
問い合わせ先:ワカサリゾート(有珠山ロープウェイ)
TEL:0142-75-2401
http://wakasaresort.com/usuzan/
 
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以上、この夏、洞爺湖周辺の楽しみ方をご紹介してみました。
せっかく自然が豊かな北海道を旅するなら、その息吹をダイレクトに感じる旅をしてみたいもの。
洞爺湖では、そうした楽しみ方をするには最適な場所と言えますね。

洞爺湖ロングラン花火大会

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