紅葉も花火も楽しめる！？秋の洞爺湖は魅力盛りだくさん

2016.10.10
観光案内室

洞爺湖の紅葉の見頃は10月上旬から11月上旬。この時期は、いたるところで赤や黄に色づいた洞爺湖の自然を楽しめますが、それだけではないのが洞爺の秋の魅力なのです。今回は、洞爺湖周辺の紅葉スポットやおすすめのイベントをご紹介します。

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■紅葉は洞爺湖を一周するだけで、かなり楽しめる

洞爺湖の紅葉でまずおすすめしたいのは、洞爺湖の周りを一周する道路。道道2号線、132号線、578号線などをつなぐと約43kmの周回コースになり、モミジやカエデ、ナナカマドなど道路脇の紅葉と、時おり顔を見せる洞爺湖と中島の景色が楽しめます。

次に紹介する「サイロ展望台」をはじめ、湖畔各所のビューポイントへもアクセスできるので、紅葉めぐりの基本コースといえそうです。自動車、レンタカーはもちろん、時間が許せばサイクリングで一周するのもおすすめです。

洞爺湖町ではサイクリングマップも公開していますので、利用してみてください。

■紅葉の洞爺湖を俯瞰（ふかん）する！サイロ展望台

洞爺湖の周りを一周するコースにあるハイライトの一つ。洞爺湖西岸の国道230号沿いにあるサイロ展望台からは、雄大な洞爺湖全体の風景を見渡すことができます。

多彩な洞爺湖の表情を俯瞰（ふかん）してとらえることのできるビュースポットで、紅葉の季節には絶景が期待できそうです。
敷地内にある芝生のガーデンの木々もシーズンになると紅葉するので、レジャーシートを敷いてのんびり休憩するのも良さそうですね。

駐車場の目の前にバス停もあり、（本数は少ないですが）札幌行、洞爺湖温泉行のバスが停車します。

・洞爺湖サイロ展望台
http://www.toyako.biz/

■中島

洞爺湖の真ん中にに浮かぶ大小4つの島「中島」も、シーズンには紅葉します。なかでも遊覧船から上陸できる大島は、散策しながら紅葉を楽しめますし、運が良ければエゾシカやエゾリスなどの動物にも出会えるスポットです。

中島の紅葉を楽しむなら、遊覧船を利用することになりますが、中島に上陸できるのは紅葉シーズン途中の10月末までとなっていますので、ご注意ください。

・洞爺湖汽船
http://www.toyakokisen.com/

■キャンプ場で紅葉＆BBQはいかが？

いたるところで紅葉が見られる洞爺湖ですが、紅葉の森に囲まれたキャンプ場で、デイキャンプとバーベキューを楽しむのはいかがでしょう？

キャンプ場は洞爺湖周辺にいくつかあるのですが、その一つである「グリーンステイ洞爺湖」は洞爺湖の眺めも良く、オートキャンプサイト、バンガロー、ロッジ、キャビンなどの設備が整い、デイキャンプでの日帰り利用も可能です。

（写真提供：洞爺湖町）

キャンプ用品やバーベキューコンロなどはもちろん、自転車、バドミントンなどの道具もレンタルでき、場内の広場にアスレチック遊具も設置されているので、ファミリーにもおすすめ。美しい紅葉の洞爺湖を眺めながらのバーベキューは、きっと楽しい思い出になることでしょう。

・グリーンステイ洞爺湖
http://www.town.toyako.hokkaido.jp/tourism/outdoor_camp/odc001/

■昭和新山と有珠山

（出典：http://wakasaresort.com/usuzan/）

有珠山と昭和新山は、洞爺湖の特異な自然を体感できる場所ですが、紅葉も美しいスポットです。手軽な楽しみ方は、ロープウェイに乗って２つの山の紅葉を眺める方法。ロープウェイの真下の森も紅葉するので、タイミングが良ければ真っ赤な森が出迎えてくれるかも知れませんよ。

もちろん、有珠山の火口を見学できる外輪山遊歩道や、噴火の爪あとをめぐるガイドツアーなども魅力いっぱい。未体験の方はぜひ装備を整えて体験していただきたいです。

・有珠山ロープウェイ
http://wakasaresort.com/usuzan/

紅葉の季節なのに、花火も観られる！

（写真提供：洞爺湖町）

春から秋にかけて毎晩花火が打ち上げられる「洞爺湖ロングラン花火大会」は、おなじみの洞爺湖名物。今年2016年は10月31日まで開催予定ですので、紅葉のシーズンでも観ることができます。

花火は毎晩20：45から約20分程度打ち上げられますが、打ち上げ場所を移動しながら打ち上げるので、洞爺湖温泉街のどこからでも見られるのが特徴です。美しい紅葉と花火の両方を一度に楽しめるのはこの時期だけ。自然や食・イベントなど、魅力がぎゅっと詰まった洞爺湖の紅葉シーズンを、ぜひ楽しんでいってください。