ミシュランガイド北海道2017特別版に掲載！｜レストラン部門で3店舗!ホテル部門では5パビリオン

2017年5月19日に発売された「ミシュランガイド北海道2017特別版」に、レストラン部門で3店舗。

・フランス料理【ミシェル・ブラス トーヤ ジャポン】
・日本料理【あらし山 吉兆】
・鉄板焼【ウインザー アウト オブ アフリカ】

ホテル部門で、北海道で唯一5パビリオン(5つ星★★★★★)を獲得した【ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート＆スパ】について紹介したいと思います。

お客様からいただいた評価

レストラン部門の3店舗は、2012年に日本で初めて特別版として発売された「ミシュランガイド北海道2012特別版」に続く2度目の受賞です。

ミシュラン調査員の方々は「私たちミシュランです」と、名乗ってレストランやホテルを利用する訳ではなく、ホテルの方々も、いつ、どの方が、どのレストランを利用し、どの料理を召し上がったのかはわからないそうです。いつも通り、一般のお客様と同じ料理とサービスを提供した結果の「ミシュラン」という評価は、お客様からいただいた評価ということにもなりますね。

 

ミシュランガイド早わかり

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、ミシュランガイドについて、簡単に説明したいと思います。

ミシュランガイドは、ミシュランの創設者であるミシュラン兄弟（アンドレとエドワール）が、車で旅するときに役立つ情報を提供しようと、1900年にフランスで刊行したのが始まりです。その後、1926年から優れたホテルに星★をつけるシステムが導入され、現在では、ヨーロッパ、米国、ブラジル、日本、香港、マカオ、上海、シンガポール、ソウルの世界28ヵ国を対象に発行されています。

ミシュランガイドの調査・評価基準は５つ（28ヵ国共通）
１）素材の質
２）調理技術の高さと味付けの完成度
３）独創性
４）コストパフォーマンス
５）常に安定した料理全体の一貫性

ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート＆スパに対して、私たちは「高級なレストランだから・・・」そんなイメージがあるのではないでしょうか。特別な感じがし、それが故にミシュランの評価を得ることができる。と思いがちです。

確かに庶民的ではありません。安くはありません。が、５つの評価基準をもう一度見てみてください。

ミシュランガイドの星★は、高級感とかお店の雰囲気とかを評価してついているものではありません。「料理」。お皿の上に盛り付けられている「料理」そのもののみについているものです。

星★の意味は

三つ星★★★そのために旅行する価値がある卓越した料理
二つ星★★遠回りしてでも訪れる価値がある素晴らしい料理
一つ星★そのカテゴリーで特に美味しい料理

「ミシュランガイド北海道2017特別版」に掲載された、価値のある素晴らしい料理、美味しい料理を紹介いたします。

【フランス料理】ミシェル・ブラス　トーヤ　ジャポン　Michel Bras Toya Japon

ミシュラン三つ星に輝き続けるフレンチレストラン「ミシェル・ブラス」世界初の支店として2002年にオープンしました。

ミシェル・ブラス本店は、ミシェル・ブラス氏が生まれ育った、フランスのオーブラック地方ライヨール村にあります。

洞爺に支店をだす話があったとき、彼は息子のセバスチャンさんと下見に来られたました。
その時、故郷オーブラック地方の自然と景観がそっくりな洞爺に感動し魅了され、「この洞爺にライヨール本店と同じスピリットをもったレストランをつくろう！」と心に決めたそうです。

ミシェル・ブラス トーヤ ジャポン（Michel Bras Toya Japon）は、ミシェル・ブラス氏の熱い思いから誕生しました。

自然から料理を創造するといわれた天才料理人ミシェル・ブラス氏は、愛する故郷を「沈黙が支配し、光が満ちている場所」と表現しています。美しい花々が咲き、ハーブが香る豊かな大地。オーブラックの自然を、そのまま１枚のお皿の上に表現した料理が、ミシェル・ブラス氏の代表作「ガルグイユ」です。

今回ミシュランで評価された、ミシェル・ブラス トーヤ ジャポンの「ガルグイユ」は、契約農家の方が朝摘みした香草や食用花の色と形が華やかに散りばめられ、上品な香りと一つ一つしっかりとした味が、美味しいだけではなく美しすぎる料理です。

「クーラン」には「流れ出る」という意味があります。ビスキュイにナイフを入れると、中から温かいチョコレートが流れでます。深みのある甘さの温かいチョコレートとなめらかなコクの冷たいアイスを一緒にいただける魔法のデザートは、美味しさと喜びそして笑顔を運んでくれます。

 

【日本料理】あらし山 吉兆

京都本店の伝統と風情を守りながらも、遊び心を忘れない独創性が光る料亭「あらし山 吉兆」は、京らしい和の空間で地元の食材を活かした日本料理を心ゆくまでお楽しみいただける料亭です。

吉兆創始者である湯木貞一氏は、日本料理とは料理単体を指すものではない。
料理を盛る器、日本の文化、おもてなしの心、もてなされるお客様の気持ち、全て含めてこそ真の日本料理と言っています。

料理人の心意気、伝統を重んじる謙虚さ、北海道の豊かな味わい、洗練された美しさと季節感、「華」のある料理、一期一会のおもてなしの心が、「あらし山 吉兆」の日本料理です。

四季折々の食材と粋な演出、日本料理らしい彩りや立体感のある盛り付け、器に登場する味わいの一員たちによるストーリーは、見た目も華やかで体に優しく心をも満たしてくれます。「あらし山 吉兆」の日本料理で食べる喜びを感じてください。

 

鉄板焼【ウインザー アウト オブ アフリカ】

メリル・ストリープとロバート・レッドフォード主演「Out of Africa（愛と悲しみの果て）」という映画をご存知ですか？アカデミー賞作品賞とゴールデングローブ賞ドラマ部門作品賞を受賞した1985年公開のアメリカ映画です。

「ウインザー アウト オブ アフリカ」という店名は、この映画から名付けられたと言われていますが、オーナーは映画ファンだったのか・・・。その辺りはご想像にお任せします。

一つ言えることは、素材に一切妥協せず、最高級のステーキや新鮮な海の幸を、最高の状態で食べていただきたい。という鉄板焼きの美味しさにこだわる料理長の挑戦は、アフリカを舞台に、愛と冒険に生きた映画の主人公である女性と似ているような気がします。

とろけるような舌触りと肉の旨味、北海道産の帆立貝や魚、調理長オリジナルの椎茸と生姜の佃煮を加えるガーリックライス、食材のもっとも美味しい瞬間を食べる！これが鉄板焼きの醍醐味です。

厳選された素材が料理に仕上がる愉しみ、心に響く音、香ばしく焼きあがる香り。シズル感溢れる光景は、食べる前から期待感が高まります。「ウインザー アウト オブ アフリカ」で贅沢なひとときをお過ごしください。

 

ホテル部門で5パビリオン(5つ星★★★★★)獲得

ホテル部門では、北海道で唯一5パビリオン(5つ星★★★★★)という評価を獲得しました。レストラン部門もあわせ、1つのホテル内で星の数が一番多いという結果でもあるそうです。

洞爺湖を一望できる北海道の大自然を感じるラグジュアリーなホテル「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート＆スパ」。日本ブランドのホテルらしいおもてなしの心、非日常に酔いしれる素敵な空間、優雅で贅沢な時間を過ごしてみてはいかがですか。